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ブランドを育て、地域と企業をはぐくむ

ニュースリリース

2007年1月31日
株式会社ブランド総合研究所

産品ブランド調査2007
− Products Brand Survey 2007 −

食品では「あきたこまち」、工芸品では「輪島塗」がトップに!
〜 産品ブランドの想起ランキング 〜

  株式会社ブランド総合研究所(本社:東京都港区、社長:田中章雄)では、日本の各地域に由来する産品ブランド※1に関し、国内に住む20歳以上の男女約1500人を対象として「想起調査※2」をインターネット上で実施いたしました。

  その結果、食品部門では、最も多くの人が想起したのは「あきたこまち」で約4人に1人を超える26.4%の人が「地域ブランド」として思い浮かべました。「あきたこまち」に次いで多かったのは「松阪牛」の24.5%、「讃岐うどん」の24.0%、「水戸納豆」の20.0%、「魚沼産こしひかり」の16.1%となっています。
  一方、工芸品などの非食品部門で最も多くの人に想起されたのは「輪島塗」で、「あきたこまち」をわずかに下回る25.5%でした。次いで「有田焼」が22.4%、「西陣織」8.8%、「伊万里焼」7.8%、「瀬戸焼」7.7%という順になりました。

  ※1 本調査でいう産品ブランドとは、原則として「地域名+商品名や慣用名等」からなるものとしました。
  ※2 この「想起調査」では、回答者に対し、27産品分野(14食品分野、13非食品分野)に ついて分野名のみを提示し、各分野ごとに思いつく産品ブランド名をあげてもらいました。

 

<食品分野別順位>

 

<非食品分野別順位>

順位

産品ブランド名

産品分野

想起数

想起率

 

順位

産品ブランド名

産品分野

想起数

想起率

1

あきたこまち

米・穀物等

393

26.4

 

1

輪島塗

漆器・塗り物

379

25.5

2

松阪牛*

肉・加工品

364

24.5

 

2

有田焼

陶磁器・焼物

333

22.4

3

讃岐うどん

麺類

357

24.0

 

3

西陣織**

布製品

131

8.8

4

水戸納豆

豆・豆製品

297

20.0

 

4

伊万里焼

陶磁器・焼物

116

7.8

5

魚沼産こしひかり

米・穀物等

240

16.1

 

5

瀬戸焼

陶磁器・焼物

114

7.7

6

神戸牛

肉・加工品

223

15.0

 

6

信楽焼

陶磁器・焼物

109

7.3

7

北海道石狩鍋

弁当・料理

169

11.4

 

6

博多人形*

人形

109

7.3

8

博多ラーメン

麺類

159

10.7

 

8

備長炭

木材・木工品

94

6.3

9

札幌ラーメン

麺類

150

10.1

 

9

備前焼

陶磁器・焼物

93

6.3

10

関さば*

魚介類等

134

9.0

 

10

九谷焼

陶磁器・焼物

89

6.0

11

夕張メロン**

果物・加工品

117

7.9

 

11

大島紬*

布製品

87

5.8

12

丹波黒豆

豆・豆製品

114

7.7

 

12

萩焼

陶磁器・焼物

65

4.4

13

信州そば

麺類

94

6.3

 

13

鳴子こけし

人形

64

4.3

14

愛媛みかん

果物・加工品

92

6.2

 

14

京人形*

人形

63

4.2

15

新潟こしひかり

米・穀物等

87

5.8

 

15

琉球ガラス

ガラス製品

60

4.0

16

喜多方ラーメン

麺類

86

5.8

 

15

美濃和紙

紙製品

60

4.0

17

稲庭うどん

麺類

80

5.4

 

17

清水焼

陶磁器・焼物

57

3.8

17

北海道バター

乳製品

80

5.4

 

18

薩摩切子

ガラス製品

56

3.8

19

米沢牛

肉・肉加工品

78

5.2

 

18

関刃物

金属製品

56

3.8

20

八丁味噌

調味料

75

5.0

 

20

小樽ガラス

ガラス製品

53

3.6

*2007年1月16日時点で地域団体商標として登録されているもの。
**全国的な知名度を獲得したこと等により、すでに商標登録されているもの。  

<調査の背景>
  いま、地域活性化へむけた中心施策として、地域ブランド事業が全国各地で盛んに取り組まれおり、このような中で、地域名を冠した産品の開発やそのPRを通じた地域特性の認知訴求が、地域ブランド事業の決め手となっているケースも少なくありません。また、2006年4月から動き出した地域団体商標制度の下で、「地域+商品名や慣用名等」からなる産品ブランドが知的財産として再認識され、商標法による保護が従来に比して得られやすくなりました。特許庁の発表によると、2007年1月16日時点での地域団体商標登録は、114件にも上り、食品分野で第2位にあがった「松阪牛」もこれに含まれます。

  このように、地域の産品ブランドの重要性がますます高まる中で、各地にある産品ブランドに特化した消費者の客観的な評価については、これまであまり注目されてきませんでした。こういった状況にあって、地域ブランド事業に取り組まれている地域の方々に参考データを提供すべく企画されたのが、今回の『地域ブランド調査シリーズ 産品ブランド調査2007』です。

 

<想起調査の概要>

調査方法

インターネット調査

回収者

日本全国6地域に分け、地域ごとに、20歳以上の消費者を各年代別にほぼ同数ずつ回収

回収数

1488人(無回答含む)

調査時期

20061220から24

調査主体

ブランド総合研究所

調査協力

アイブリッジ株式会社

調査対象  「地域名+商品名や慣用名等」からなる産品ブランド
なぜ「地域名+商品名や慣用名等」からなる産品ブランドなのか?
「地域名+商品名や慣用名等」からなる産品ブランドは、最も基礎的な地域資産のひとつであり、その原材料、製法、品質等が、その地域に起因することを端的に消費者に示すものであることから、このような産品ブランドに対する認識を知ることが、産品のみならず、地域の取り組みに対する消費者の評価を知る強力な手がかりとなると考えます。
 

調査方法

下記27産品分野を提示し、各分野ごとに、想起される産品ブランドをあげてもらう(複数回答可)

食品分野(14分野):
「米・麦・穀物・米加工品」「野菜・野菜加工品」「果物・果物加工品」 「豆・豆製品」「肉・肉加工品」「乳製品」「魚介類・水産加工品」 「調味料」「麺類」「菓子」「弁当・その他の料理」「アルコール飲料」 「その他の飲料」「その他の食品」

非食品分野(13分野):
「花・植物」「陶磁器・焼物」「ガラス製品」「漆器品・塗り物」
「木材・木工品」「布製品」「皮革製品」「紙製品」「金属製品」「宝飾」
「人形」「生活雑貨品・化粧小物・香製品」「その他の工芸品」
 

<調査結果のポイント>
■食品分野上位20位までについて
  米・麦・穀物・米加工品分野では、「あきたこまち」「魚沼産こしひかり」「新潟こしひかり」が20位までに入りました。特に、5位までには「あきたこまち」「魚沼産こしひかり」が入るなど、東北地方産米ブランドの想起率の高さを改めて示すものとなりました。
   肉・肉加工品分野では、「松阪牛」「神戸牛」「米沢牛」といった、いわゆるブランド牛が上位に入りましたが、豚肉や鶏肉等のブランドは20位までに入らず、牛肉ブランドの想起率の高さを示す結果となりました。。
麺類分野では、最近のブームを反映してか「讃岐うどん」が「松阪牛」(2位)の次に入ってきました。
   なお、日本人の主食である米と麺類を合わせると、5位までに3品、20位まで広げると9品入っており約半数を占めています。

■非食品分野上位20位までについて
  陶磁器・焼物分野の産品が5位までに「有田焼」「伊万里焼」「瀬戸焼」の3ブランドが入っており、10位まででは、「信楽焼」「備前焼」「九谷焼」を含めて7ブランドも入っています。これは焼物に対する興味の高さを物語っている結果とみることもできます。
  非食品分野の上位には、焼き物・陶磁器を除くと、「西陣織」「大島紬」といった布製品や、「博多人形」「鳴子こけし」「京人形」といった人形が入っています。

<『地域ブランド調査シリーズ 産品ブランド調査2007』について>
  今回の調査は、ここに報告した「想起調査」と、ブランド購入経験・購入意欲やイメージについて調査する「評価調査」の2種類の調査で成り立っています。「評価調査」につきましては、2007年1月に実施済みで、現在、集計・分析を行っています。その調査結果については2月中旬以降に発表する予定です。

 なお、これらの調査結果をまとめた報告書を下記のとおり3月に刊行いたします。

 『地域ブランド調査シリーズ 産品ブランド調査2007』報告書刊行について

1.「総合報告書」 定価:98,000円(消費税込)
   概要:(1)産品ブランドの『想起調査』の調査結果および分析
       (2)産品ブランドの『評価調査』の調査結果および分析

2.「産品分野別報告書」定価:18,000円(消費税込・1産品分野あたり)
   ※「産品分野別報告書」は18分野ごとに刊行いたします

   概要:(1)産品ブランドの『想起調査』の分野別調査結果および分析
      (2)産品ブランドの『評価調査』の分野別調査結果および分析

  「産品ブランド調査2007」パンフレット
  「産品ブランド調査2007」申込書

   ホームページからのお申し込みはこちらをクリックしてください。

  本報告書の申し込み受付を、1月31日から開始しますす
  申込先:ブランド総合研究所 Fax. 03-3539-3013

 

<ブランド総合研究所の会社概要> ブランド総合研究所は、地域ブランドに関する調査とコンサルティングを行うわが国屈指の専門企業です。代表取締役社長の田中章雄は、経済産業省および中小企業基盤整備機構による「地域ブランドフォーラム」の講師をつとめるほか、地域ブランドアドバイザーとして弊社コンサルタントスタッフと総力をあげて、全国各地の地域ブランドの活性化に取り組んでいます。

<本件に関するお問合せ先(メディアおよび読者とも)>
株式会社ブランド総合研究所  担当: 吉澤、上野、吉村
Tel. 03-3539-3011(代)
Fax. 03-3539-3013
E-mail: survey@tiiki.jp



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